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■尾瀬ヶ原・見晴近辺から燧ケ岳
一時は登山客の踏み跡で荒廃の危機にあった尾瀬も、木道の整備
など地道な努力によって近年ようやく元の姿に戻りつつある。
まん中に見える建物は見晴地区の山小屋群。尾瀬にはこうした
山小屋が何箇所かある。尾瀬は広大で場所場所により多様な面を
持っているので、出来れば数日間の滞在をお勧めしておく。
(尾瀬に入るまでに最低1時間近く歩くので日帰りはツライ。)
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■尾瀬ヶ原・あちこちで見受けられる池溏
池の中には多くの魚や水生昆虫が見受けられる。
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■尾瀬ヶ原・ワタスゲの花畑
例年7月には綿によく似たワタスゲの花が湿原一帯に咲く。
その数は一年おきに多くなったり少なくなったりする。
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■尾瀬ヶ原・山の鼻近辺から至仏山
尾瀬ヶ原の最西端の入口、山の鼻から望む。 |
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■尾瀬ヶ原・三条の滝
尾瀬ヶ原の北側からさらに険しい道を降りること1時間弱。
高さ約100mの壮大な滝が眼前に拡がる。雄大さではその辺の
滝の比ではない。苦労するだけの価値は十分ある。
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■尾瀬沼・尾瀬沼ヒュッテ近く
尾瀬は西半分が尾瀬ヶ原。そして峠を隔てて東に尾瀬沼。
尾瀬沼は北側に鎮座する燧ケ岳がかつて噴火した際に溶岩流が
川をせき止めて出来たもの。
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■尾瀬沼・沼尻近く
尾瀬沼には遊歩道が1周しており、1周1時間半ほどの行程。
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■尾瀬沼・大江湿原
尾瀬に入る時に最も歩かなくてよいルートを選ぶなら沼山峠。
約40分程でこの大江湿原に入る。
もっとも、このルートを選ぶと尾瀬ヶ原までは3時間近く歩かなくては
ならないが・・・。
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■至仏山・北面登山道中腹から尾瀬ヶ原を望む
尾瀬ヶ原のさらに西に位置する至仏山。登れば当然尾瀬ヶ原全体を
望むことが出来る。
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■至仏山・山頂近く
至仏山は「蛇紋岩」と呼ばれる鉱石で構成された珍しい山の1つ。
その特異で厳しい環境は植物に独自の進化を促すため
この鉱石で構成された山には固有の植物が多い。
特に7月はこれら固有種を始め多種多様な高山植物が一斉に花を開き
一大植物園と化す。 |
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■至仏山・山頂近く
山頂含む尾根伝いは剥き出しの蛇紋岩が奇妙な光景をかもし出す。
この蛇紋岩は非常に滑りやすい事でも有名で、強固な登山靴でも
まるでオイルを塗った上を歩くような感じである。大した高さの山では
ないが、危険度はアルプスにも匹敵するかも知れない。私も過去何度か
滑って怪我をした登山客を見た。
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■尾瀬の植物・ナガバノモウセンゴケ
食虫植物は園芸店でハエトリソウをたまに見かける事はあっても
自然に生えているものを見かけた人はあまりいないのではなかろうか?
実際、食虫植物は湿原のように養分が少なくて生存に厳しい場所にしか
生えないから当たり前といえば当たり前である。
ナガバノモウセンゴケは尾瀬でしか見られないモウセンゴケの一種。
あと至仏山ではムシトリスミレなども見る事が出来る。
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■尾瀬の植物・クモイイカリソウ
固有植物の宝庫、至仏山と同様の山で近くの谷川岳にのみ咲く
キバナイカリソウの変種と考えられている。
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