安達太良山

福島県の会津地方にそびえる休火山。
一見普通の山だが、渓谷あり険しい岩場ありと結構バラエティに富んでいて
面白い山である。麓近辺の豊かな森と山上の巨大な火口の荒涼感を
対比して見るのもいい。


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■屏風岩の上(塩沢温泉口-くろがね小屋)
 狭い渓谷の垂直な岩壁上。

■屏風岩の上
 上の写真の反対側。

■八幡滝(塩沢温泉口-くろがね小屋)
 

■八幡滝を上がった所
 上の写真の右側に鎖があって、上にあがった所
 ここから渓流沿いに登っていくコースもあるが、上級者向け。
 森のトンネルが幻想的である。

■八幡滝を上がった所
 渓流にカメラを近づけて一枚。

■くろがね小屋近辺
 火山である安達太良山近辺では数箇所で温泉が沸いており
 くろがね小屋はその源泉のそばに建つ山小屋。
 名前だけ天然温泉が多い中、ここは源泉ストレートな温泉に
 入れる珍しい山小屋。ちなみに麓の岳温泉はココから延々
 お湯を引いているのである。

■安達太良山頂上途中の奇岩群
 

■沼の平全景(安達太良山-鉄山)
 差し渡し数キロに及ぶ広大な火口。中は生き物の存在を許さない
 荒涼とした世界。かつてはこのまんなかを突っ切る登山コースが
 あったが、中で噴出す猛毒な火山ガスで犠牲者が出て閉鎖された。
 行って見たいが命は惜しい。

■沼の平部分拡大
 

■沼の平部分拡大
 

■鉄山から安達太良山頂上
 山にはよく人体の部位の名が充てられるが、中央の安達太良山頂上は
 見ての通り「乳首」と呼ばれる。この方向が一番判り易い。

■沼の平底部
 火山ガスが噴出している所

■胎内岩(鉄山-沼尻温泉)
 今にも崩れそうな巨大な岩塊群。左は数百メートル直下の崖。
 似たような岩の淵に立って撮影しているが、なかなかのスリルである。

■胎内岩
 

■胎内岩
 まさかこの間を降りていく道だとは夢にも思いませんでした。
 しかも這いつくばらないとくぐれない狭いトンネル。
 実はこの翌日に宮城県沖地震が発生。

■そそり立つ奇岩(鉄山-沼尻温泉)
 

■硫黄川(鉄山-沼尻温泉)
 沼の平から流れ出る水(温泉?)を源流としている。文字通り
 「硫黄が流れる川」。水は一見綺麗だが、生物は当然いない。

■白糸の滝(鉄山-沼尻温泉)
 硫黄川の登山口近くにある滝
 流量は少ないが、周りの地層剥き出しの岩壁が面白い。

■イワカガミ(八幡滝で撮影)
 岩壁の隙間にひっそりと咲いているのを発見。
 大体標高1000mから2000mくらいに咲く代表的な高山植物。

■ショウジョウバカマ(くろがね小屋近辺で撮影)
 高山で春先一番に咲く花の1つ。